この年齢になって涙を流すことは、笑わせることよりハードルが高い。
それほど最近は涙を流すことが無くなった。
昔はささいなことでよく泣いていた。
くだらないこと、悔しいこと、痛いこと。
最後に泣いたのはいつだろう?
そう考えていたら無性に泣いてみたくなってきた。
涙を流したときに熱く込み上げる感情を味わいたい。
笑おうと思い漫才を見ればすぐにでも笑えるが、泣こうと思っても簡単には泣けない。
泣かせにかかってくる映画、さあ泣いてくださいと言われても泣けない。
そんなあざとい技術ではなく、ふとした瞬間で泣きたい。
「泣かせる」ことはコンテンツの究極にあるのかもしれない。
大人が泣くには理由がいる。
最近いつ泣いた
