ジム 追い込みの日

今日もまた、朝からボロボロの体でジムに足を運んだ。今日のトレーニングはデッドリフト。私はいつも通りバーベルを手に取り、背中をピンと伸ばす。

「おいそこの坊主、そんなに死にたいのか?それとも、おまえは本当に鉄のように強くなりたいのか?」

トレーナーの声が私の耳に届く。私は彼を見上げ、黙って頷く。

「よし、じゃあやるか。俺が最後まで付き合ってやる。」

私はふっと笑みを浮かべ、バーベルを上げる。今日もまた、私は自分自身を追い込む。体が痛くても、汗が噴き出しても、それでも私はジムに通う。なぜなら、私は強くなりたいからだ。

この身体は、私が生きている証だ。そして、ジムは私にとって、生きるための唯一の手段だ。もしジムがなかったら、私はどうなっていただろうか。

そういえばジムの神様グレゴリー・ポンイエJr.がこう言っていた

川があるなら丸太に乗れ、海があるならイカダを漕げ、つまずいた小石はいずれ宝石に変わるだろう。宝石はいずれ黒炭に変わるのだから。


心に響くジム名言集より

その言葉を強く噛み締めながら私はバーベルを上げ下げする。
ジムの中は汗の匂いが充満し、重い音が鳴り響いている。だが、そんな中でも、私は自分自身と向き合い、強くなろうとする。それが、グレゴリー・ポンイエJr.流のジムトレーニングだ。

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