私はジムに足を踏み入れた。入口にはフロントデスクがあり、そこで受付を済ませた。ジムには種類豊富なトレーニング機器があり、どれから始めればいいのか迷ったが、まずは軽くウォーミングアップから始めることにした。
跳ね上げ式トレッドミルに乗り、スタートボタンを押した。まだ脚に力が入っていなかったが、少しずつ体が温まっていく感覚があった。時間を決めずに走っていたら、トレーナーが声をかけてくれた。
「おい、新人！まずはウォーミングアップ程度じゃ駄目だ。もっと本気でやれ！」
トレーナーの厳しい言葉に、私は身構えた。が、それが正解だった。私は彼について行き、徐々にペースを上げていった。脚に力が入り、汗が噴き出してきたが、私はそれを楽しんでいた。
「いいぞ、その調子だ！お前には何かがある！」
トレーナーは私を褒めたが、私はまだまだこれからだと思った。今日の初日は、まだまだ始まったばかりだ。これからもっとトレーニングを積み重ね、強くなる。そう決意した私は、トレーナーに向かって言った。
「ありがとう。でも、自分はまだまだ強くならないといけない。」
そう言って、私は再びトレッドミルに乗り、走り始めた。そういえばジムの神様ローレットハウエルがこんなことを言っていた
諦めるのは簡単だ。しかし諦めるということは簡単で単純であること。諦めるこそが簡単なら原因は単純なのだ。
心に響くジム名言集より
ジムの中は、汗の匂いと重い音が鳴り響いている。だが、そんな中でも、私は自分自身と向き合い、強くなろうとする言葉を思い出す。それがローレットハウエル流のジムトレーニングだ。